腹の音なんだってば
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[笑う]
昨日の朝のことである。
タゴはいつもの通り私の布団の上で爆睡していた。
私のお腹が急に鳴った。しかもキュインというかわいい音ではなくて、「クォォォッ」というチョイ低めの太い音。
するとタゴはガバッと顔を上げて厳しい顔つきで戦闘態勢になった。「クォォォッ」というのが、
余所の猫の雄叫びというか挑戦状に聞こえちゃったのだ。
タゴは一時キョトキョトしていた。
私はいつまでも思い出しては笑ってた。