膿が飛び散るなんて
治りつつあると喜んでいたタゴの傷は、実はあまり良くない状況なのだと、今日気付きました。
朝、耳ヤニでいっぱいのタゴの耳を掃除してやりましょうと、綿棒と消毒液を取り出して、タゴの耳を拭いてやっていると、
嫌がって逃げ出したのです。追いかけようとタゴに目をやると、タゴは畳の上をザジザジと舐めています。
猫が畳を舐めるなんてありえません。そこに魚とかネズミとか、血生臭い何かが転がっていたのでない限りです。
よくよく見るとタゴの耳の後ろがびっしょりと濡れています。そしてタゴの周りで何かが飛び散り、異様な臭いを放っています。
ようやく私は、タゴが耳の後ろに溜まっていた膿の塊を、足で引っ掻いて皮膚を破いてしまい、
その膿が畳に飛び散ったのだと気付いたのです。
そう言えば、タゴの頬のかさぶたを気遣って触るとき、なんだかその隣の耳の後ろが腫れているんじゃないかなぁと、
両耳を触って左右対称かどうか、見比べていたっけ。その時は、左右そんなに違いはないような気がして、膿が溜まって飛び散るほどだとは、
思いもしませんでした。
ああ、私ったら母親として失格だわ。タゴのそんな異変にも気付かないなんて。とほほ。
耳の下を膿でビショビショにしたタゴは、一日中奥の院でお休みでした。だけど夕方にはご飯を食べて出かけたようで、
さっき帰ってまたご飯を食べました。
食欲はあるみたい。耳の後ろもジクジクはなくなってかさぶたになりつつあるようでした。
だけどまだ腫れは引いていないので、膿は溜まりつつあるみたい。
明日は、朝、タゴを獣医に連れて行こうと思います。
早く治してやらないと、タゴはきっと、また喧嘩をして、同じところを何度も何度も傷つけるだろうと思われます。
やれやれ。。。